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【HDV】iシェアーズ・コア米国高配当株ETFの分析ブログ

ぱられるです♪

今回は、HDV:iシェアーズ・コア米国高配当株ETFを取り上げてみます。

HDVの基本情報

ティッカーHDV
名称iシェアーズ・コア米国高配当株ETF
運用会社ブラックロック社
ベンチマークモーニングスター配当フォーカス指数
設定日2011年3月29日
純資産総額78億ドル
経費率0.08%
構成銘柄数75
上位10銘柄の割合61.5%
PER(TTM)17.28
PBR(TTM)2.51
分配金年4回
分配利回り(TTM)3.27%

*2019/12/24ブラックロック社HP

 

運用会社のブラックロック社は、約7兆ドル(752兆円、2019年9月末時点)を運用する、世界最大の資産運用会社です。信頼度については申し分ありませんね。

ベンチマークが若干クセモノです。

「モーニングスター配当フォーカス指数」の定義は、以下のようになっています。

財務の健全性が高く、かつ持続的に平均以上の配当を支払うことができると認められた「利回り上位75社の銘柄」で構成される

つまり、指数とはいっても、実際は選別に意図が入る、ややアクティブ運用に近いETFと言えますので、この点は認識しておく必要があります。

純資産総額は78億ドルと巨額ですので、全く問題ありませんね。

経費率も、0.08%というのは、100万円を投資しても年間で800円のコストですので、とても安い部類です。

構成銘柄数が75かつ上位10銘柄の割合が61.5%という点は、決して多くない銘柄数かつ上位比率が高いため、上位銘柄の値動きの影響をかなり強く受けると言えます。

この点も、HDVの留意点として認識しておく必要がありますね。

分配利回りの3.27%は、ETFとしては高い部類ですので、非常に魅力的です。

 

では、HDVの上位10銘柄とは具体的にどのようになっているのか、次項で見てみましょう。

HDVの構成企業(上位10銘柄)

ティッカー銘柄名比率
TAT&T INC
(エーティ・アンド・ティー)
9.9%
XOMEXXON MOBIL CORP
(エクソン・モービル)
9.7%
JNJJOHNSON & JOHNSON
(ジョンソン・エンド・ジョンソン)
6.8%
VZVERIZON COMMUNICATIONS INC
(ベライゾン・コミュニケーション)
6.7%
CVXCHEVRON CORP
(シェブロン)
6.0%
WFCWELLS FARGO
(ウェルズ・ファーゴ)
5.3%
PFEPFIZER INC
(ファイザー)
5.3%
CSCOCISCO SYSTEMS INC
(シスコ・システムズ)
4.1%
KOCOCA-COLA
(コカ・コーラ)
4.1%
PEPPEPSICO INC
(ペプシコ)
3.5%

*2019/12/24ブラックロック社HP
*銘柄をクリックすると、銘柄分析ページに飛びます。

 

太文字の企業は、ダウ30種の構成銘柄です。

こうして見ると、上位10社のうち7社までもがダウ30種採用銘柄です。

その点では、上述の通り、上位10銘柄の割合が61.5%かつアクティブ運用に近いとはいえ、ある程度の安心感があります。

 

では、HDVのセクター比率は具体的にどのような内訳になっているのか、次項でみてみましょう。

HDVのセクター比率

HDVを語る上で最も欠かせない特徴の1つ。それがこのセクター比率です。

一目瞭然の通り、エネルギーセクターだけで23.71%と、非常に高い比率を占めているのです。

HDVはアクティブ運用に近いため、セクター比率が変わることもままありますが、エネルギーセクターだけは一貫して高い傾向があります。

そして、同セクターは、シェール革命以降、需給面から必然的に上値が限られることになった原油価格の動向に、強く影響を受けるのです。

よって、HDVを保有するのであれば、この点は特に、念頭に置いておく必要があります。

HDVはエネルギーセクターの比率が高いため、原油価格の影響を強く受ける

 

他の特徴としては、過去の実績からリターンが高いヘルスケアセクターの比率が高いこと、また、今後の発展が期待される情報技術セクターの比率がやや低いこと。

これらも認識しておいた方が良いでしょうね。

 

では、HDVの価格と分配利回りはどのように推移しているのでしょうか?

次項で見てみましょう。

HDVの価格と分配利回りの推移

HDVの設定来の価格と利回りの推移は、分析すると、上のようになっています。

これまでの利回り実績は、約2.5%~4.1%。

平均すると、緑色の横線で示した3.3%近傍となっていますので、これを上回るかどうかが、買付にあたっての1つの判断のポイントとなりそうです。

 

では、HDVはいわゆる市場平均に対して、トータルリターンで見てどのようになっているのでしょうか?次項で見てみましょう。

HDVとS&P500(VOO)のトータルリターンの比較

HDVとS&P500(VOO)を分配金込みのトータルリターンで比較すると、上図のようになっています。

期間は、HDV設定来の2011年3月~2019年12月まで。

緑色のHDVが160%のトータルリターンであるのに対し、S&P500(VOO)は192%と、HDVの方がやや負けていることが分かりますね。。

ただ、その差はそこまで大きいとまでは言えませんし、分配金という形ではVOOは約2.0%ほどです。

毎期受け取れる分配金を重視する投資家にとっては、このレベルのリターン差であれば、設定来平均でも3.3%の分配金を誇るHDVは、やはり十分な選択肢になるレベルだと思います。

HDVの権利落ち日・支払日・分配金

権利落ち日支払開始日分配金実績
2018/3/222018/3/28$0.7986
2018/6/262018/7/2$0.7964
2018/9/262018/10/2$0.7911
2018/12/172018/12/21$0.7088
2019/3/202019/3/26$0.8221
2019/6/172019/6/21$0.7504
2019/9/242019/9/30$0.8574
2019/12/162019/12/20$0.7790

 

直近2年間の権利落ち日・支払日・分配金を、ご参考にのせておきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、米国高配当ETFの中でも、3つの選択肢のうちの1つと言われるHDVについて、分析してみました。

ちなみに、3つの選択肢のうち、他の2つは以下のVYMSPYDというETFです。

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どれも甲乙はつけがたく、それぞれに特徴があるETFですので、自分に合った好みの高配当ETFを納得して選ぶのが最も良いと思います。

 

では、良い投資ライフを!

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