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【SPTL・VGLT】 米国長期国債へ投資できるETF

こんにちは。ぱられる(@parallel)です。

今回は、米国長期国債へ投資できるETFとして、2つを取り上げてみます。

ステートストリート社のSPTL、バンガード社のVGLTです。

結論から書くと、これらのETFは、景気後退・利下げ局面期の株価急落対策に、とても有効な側面を持っています。

本記事執筆時点(2019/9/29)では、米中貿易摩擦を中心に景気後退がささやかれ・利下げにも入っており、近似する局面となっています。

こういった局面では、ポートフォリオへ組入れるに、十分検討に値するETFだと思います。

では、具体的に見てみましょう。

SPTLとVGLTの基礎情報

まずは基礎情報です。

これだけ見ると、このETF種別では、ステートストリートが頑張っていますね。

数字面と実績面で、SPTLに分がありそうです。(とはいえ微差だと思いますが)

特徴①:株価と逆相関の値動きをする商品

まず、1つめの特徴です。

これらETFは、基本的に株価と逆相関の値動きをすることを、確認しておきたいと思います。(債券ETFなので、理屈上有名ですが)

誰もが気になる株価急落期として、リーマンショックを例にとったのが以下の図です。

(VGLTは当時まだ設定がないため、SPTLと同じ値動きを示すものとします)

赤のSP500が急落する中、紫のSPTLは見事に逆相関を示しています。

青のIEF(米国中期国債ETF)と水のSHY(米国短期国債ETF)も参考に見ると、含まれる国債期間によって、その逆相関が小さくなることも見えますね。

こういったグラフとして目で見ると、ポートフォリオを守るためには、現金や国債ETFを組み込むことがいかに重要か、改めて認識させられます。

 

もう1点、これは話の本筋とは離れるのですが、興味深い点ですのでご参考まで。

薄緑のBNDと濃緑のAGG(いずれも米国総合債券ETF)をご覧下さい。

両ETFとも、ポートフォリオを守る安定した債券ETFというイメージがありますが、最大の株価暴落時においては、株価と同様に暴落してしまっています。

これは、両ETFとも、純粋には米国債100%ではないことに起因していると思われます。

即ち、社債や住宅ローン債権といったものも含まれていますので、本当の株価暴落時には耐えきれないということ。

中心目的として、株価暴落時のリスクヘッジを期待する場合には、残念ながら適さない商品と言えそうです。

特徴②:積極的に金利リスクを取る商品

2つ目の特徴です。

基本情報にもありますが、SPTL、VGLTともに、デュレーションが17を越えています。

即ち、金利が1%動くと、両ETFとも17%は値動きすることになります。

それだけに、短期債の類とは違って、積極的に金利リスクというボラティリティを取る商品と言えますね。

 

ただ、これが景気後退・利下げ局面期の株価急落対策に、目的を絞る場合はどうでしょうか。

両ETFとも、商品の特性上、以下と考えることができますよね。

・利上げリスク=ほぼ無し

・ボラティリティ=株価急落への耐性の強さ

即ち、上記のようにリスクヘッジに目的を絞る場合、両ETFは積極的に金利リスクを取ることで、目的を最大化することができる商品、と言えそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、先日弊ブログで少し触れたこともあって、SPTL・VGLTの2つのETFを取り上げてみました。

簡潔にポイントのみ取り上げてみましたが、皆様が考えるリスクヘッジの中で、一助となれば幸いです。

執筆時点においては、すでに世界的に債券高の様相を呈してきています。

それだけ、多くの投資家たちが、景気の後退・利下げという方向性を感じているのかもしれませんね。

 

では、良い投資ライフを!

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