セクターETF

【VCR】バンガード・米国一般消費財・サービス・セクターETFの分析

ぱられるです♪

 

今回は、米国株セクターETFの1つでもある、VCR:バンガード・米国一般消費財・サービス・セクターETFについて取り上げてみます。

セクター区分ってそもそも何?という方は、先にこちらをご参照下さいね。

【基礎知識】米国株のセクター区分とその特徴についてぱられるです♪ 今回は、米国株それぞれが所属するセクターについて、記事にしてみたいと思います。 いままで、セクターと...

 

VCRってどういうETF?

VCR:バンガード・米国一般消費財・サービス・セクターETFは、日々の生活の衣食住を営む上で必要となる財・サービスを提供する米国企業たちを集めたETFです。

生活必需品との線引は難しいため、やや意見が分かれる企業は含まれていますが、基本的には消費者がある程度自分の裁量でその消費を決めることができる企業たち、という定義です。

後述のサブエレメントグループも参照頂ければよりイメージが分かりますが、インターネット通販や、外食レストラン、住宅関連用品小売といった企業がその代表ですね。

従って、良し悪しを含め、ある程度景気変動の波を受けやすいセクターであることが特徴です。

VCRの基本情報

ティッカーVCR
名称バンガード・米国一般消費財・サービス・セクターETF
運用会社バンガード
ベンチマークMSCI US IMI Info Technology 25/50
設定日2004/1/26
ファンド純資産総額33億ドル
ETF純資産総額30億ドル
経費率0.10%
構成銘柄数298
構成基準時価総額加重平均
上位10銘柄の割合53.7%
実績PER24.9
実績PBR4.8
分配金回数4回
権利落ち日3/E・6/E・9/E・12/E頃
直近分配利回り1.1%

*2019/11/30現在・バンガード社HPより

VCRの構成企業(上位10社)

No.社名ティッカー比率
1Amazon.com Inc.
(アマゾン・ドット・コム)
AMZN22.8%
2Home Depot Inc.
(ホーム・デポ)
HD7.7%
3McDonald’s Corp.
(マクドナルド)
MCD4.7%
4NIKE Inc. Class B
(ナイキ)
NKE3.7%
5Starbucks Corp.
(スターバックス)
SBUX3.3%
6Lowe’s Cos. Inc.
(ロウズ)
LOW3.0%
7Booking Holdings Inc.
(ブッキング・ホールディングス)
BKNG2.6%
8TJX Cos. Inc.
(TJX)
TJX2.4%
9Target Corp.
(ターゲット)
TGT2.0%
10General Motors Co.
(ゼネラル・モーターズ)
GM1.5%

*2019/11/30現在・バンガード社HPより

VCRの構成企業の上位10社は上のようになっています。

太文字の企業は、ダウ30種の構成銘柄です。

 

一般消費財・サービスということで、米国企業であっても、今や我々日本人の生活消費にもお馴染みとなった会社が散見されますね。

構成1位のアマゾンについては、その代表格で、もはやインターネット通販面では説明不要なほど、圧倒的知名度&利用度になりましたね。

最近では、単なるショッピング事業会社ではないことも有名です。

アマゾンプライムで展開されるビデオやミュージックコンテンツ、また更には、アマゾン・ウェブ・サービスで展開されるクラウドコンピューティングサービスなど、巨大なマルチカンパニーとしての地位を不動のものにしています。

このVCRにおいて、比率22.8%と大きく影響することも、覚えておくべき点です。

2位のホーム・デポは、世界最大級のホームセンターです。

といっても、驚くことに売上の9割は米国であり、最大の強みである店舗販売を武器に、一般消費者だけでなく業者を含めて、住宅用の建設資材・サービスを提供している企業です。

(6位のロウズも、同じく米国でホームセンターを営む企業)

構成3位のマクドナルド・4位のナイキ・5位のスターバックスも、アマゾン同様、もはや説明不要な企業ですね。

この中では構成9位のターゲットですが、連続増配51年を誇るディスカウント小売企業で、その決算動向は、米国の消費動向を見る上でも、しばしば注目される企業となっています。

VCRのサブエレメントグループ

No.サブエレメントグループ比率
1インターネット販売・通信販売28.6%
2レストラン12.2%
3住宅関連用品小売10.8%
4衣料小売5.1%
5ホテル・リゾート・クルーズ船4.8%
6履物4.3%
7総合小売4.2%
8自動車製造3.8%

*2019/11/30現在・バンガード社HPより

VCRの価格推移とS&P500(SPY)との比較

青色がVCR、緑色がS&P500(SPY)です。

期間は、VCR設定の2004年1月~2019年12月まで。

緑色S&P500(SPY)が180%の価格成長に対して、青色VCRのそれは282%と、大きく上回る成長を遂げているのが分かります。

特に、2012年頃以降、即ち米国経済のパフォーマンスが上がってきて以降。

このVCRは、まさに米国の一般消費・サービスの隆盛を体現するように、市場平均を上回って成長してきたことが読み取れますね。

そして、その流れの中での代表格がアマゾン、という読み方が正しい認識なのだと考えます。

VCRのトータルリターンとS&P500(SPY)との比較

トータルリターンでも見てみます。

青色がVCR、緑色がS&P500(SPY)です。

期間は同じく、VCR設定の2004年1月~2019年12月まで。

こちらも、緑色S&P500(SPY)のトータルリターンが281%に対し、青色VCRのそれは368%と大きく上回っていることが分かります。

また、ボラティリティの方も、VCRは19.9%と、S&P500(SPY)の18.0%とそこまで大差あるわけではありませんね。

VCRの分配金と利回りの推移

左下の棒グラフを見ると、VCRの分配金は、ゆるやかに増え続けてはいる一方、やや上下もあることが読み取れますね。

これは、構成1位を占めるアマゾンが無配企業のため、景気変動の波の中で、それ以外の企業の増減配の影響を強く受けていることが、一因として挙げられると思います。

ただ、利回りとして見ると、直近でも約1.1%と決して高くはありませんが、価格成長を続ける一方での上昇ですので、着実な市場成長もうかがわせる数字となっています。

VCRの権利落ち日・支払日・分配金

権利落ち日支払開始日分配金実績
2018/03/162018/03/21$ 0.39450
2018/06/282018/07/03$ 0.55140
2018/09/242018/09/27$ 0.55310
2018/12/132018/12/18$ 0.55990
2019/03/212019/03/26$ 0.42850
2019/06/212019/06/26$ 0.45910
2019/09/262019/10/01$ 0.58920
2019/12/162019/12/19$ 0.74890

 

直近2年間の権利落ち日・支払日・分配金実績を、ご参考にのせておきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

このVCRは、まさに2012年頃以降の米国の経済成長を背景に、市場平均を上回って成長してきたETFということがよく分かります。

そして、その流れの象徴がアマゾンという認識になるのでしょう。

 

我々が、米国市場は、先進国で唯一人口が増え続ける国として、これからも堅実着実に成長しつづける市場と見据えるのであれば。

このVCRは市場平均を上回る実績を持つETFとして、やはり魅力的な一面を確かに持っているのではないでしょうか。

 

では、良い投資ライフを!

▼フォロワーさん、大歓迎です♪▼

▼記事が良かったら、是非シェアをお願いします♪▼
このエントリーをはてなブックマークに追加

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です