セクターETF

【VGT】バンガード・米国情報技術セクターETFの分析【高成長ETF】

ぱられるです♪

 

今回は、米国株セクターETFの1つでもある、VGT:バンガード・米国情報技術セクターETFについて取り上げてみます。

セクター区分ってそもそも何?という方は、先にこちらをご参照下さいね。

【基礎知識】米国株のセクター区分とその特徴についてぱられるです♪ 今回は、米国株それぞれが所属するセクターについて、記事にしてみたいと思います。 いままで、セクターと...

 

VGTってどういうETF?

VGTは、米国株式市場の中から、情報技術セクターに属する株式を集めたETFです。

別名、ハイテクセクターとも呼ばれ、その名前の通り、コンピュータやテクノロジーに強みをもつ会社が数多く含まれています。

アップルやマイクロソフトはその代表格ですね。

皆さんがそれらの企業に持つイメージの通り、この情報技術セクターは、セクターETFの中でも、最も大きな割合を占めるETFとなっています。つまり、セクターETFの親分ですね。

ただ、少しイメージと違うかもしれないのは、このセクターには、実はアルファベットやフェイスブックは含まれていません。

これら2社は、昨年2018年のセクター区分見直しによって、「通信セクター」へ移動となりました。

ちょっと違和感があるしそもそも区分けが難しいかもしれませんが、これら2社は、よりSNSやコミュニティ色が強いという判断なのかもしれませんね。

 

では、次で、VGTの基本情報から見ていきましょう。

VGTの基本情報

ティッカーVGT
名称バンガード・米国情報技術セクターETF
運用会社バンガード
ベンチマークMSCI US IMI Info Technology 25/50
設定日2004/1/26
ファンド純資産総額249億ドル
ETF純資産総額223億ドル
経費率0.10%
構成銘柄数322
構成基準時価総額加重平均
上位10銘柄の割合56.4%
実績PER24.9
実績PBR6.9
分配金回数4回
権利落ち日3/E・6/E・9/E・12/E頃
直近分配利回り1.2%

*2019/10/31現在・バンガード社HPより

概要を見ただけでも目につくのは、前項でも触れたように、何といってもETF純資産総額の大きさと経費率の安さです。

バンガード社の安さの秘密と、IT大国アメリカの力を存分に感じさせますね。

では、次に、VGTの構成企業について、具体的に見ていってみましょう。

VGTの構成企業(上位10社)

No.社名ティッカー比率
Apple Inc.
(アップル)
AAPL17.5%
Microsoft Corp.
(マイクロソフト)
MSFT15.9%
Visa Inc.
(ビザ)
V4.4%
Intel Corp.
(インテル)
INTC3.9%
Mastercard Inc.
(マスターカード)
MA3.8%
Cisco Systems Inc.
(シスコ・システムズ)
CSCO3.1%
Adobe Inc.
(アドビ)
ADBE2.1%
Oracle Corp.
(オラクル)
ORCL2.0%
salesforce.com Inc.
(セールスフォース・ドット・コム)
CRM2.0%
10International Business Machines Corp.
(インターナショナル・ビジネス・マシーンズ)
IBM1.8%

*2019/10/31現在・バンガード社HPより
*銘柄をクリックすると、銘柄分析記事へ飛びます

 

VGTの保有銘柄上位10社はこのようになっています。

太文字の企業は、ダウ30種の構成銘柄で、なんと6つが含まれていることになります。

いずれも、日本人の私たちでも、その名をどこかで聞いたことのある企業たちがズラリとならんでいて壮観です。

1位のアップルと2位のマイクロソフトは、もはや説明不要な企業ですよね。

3位のビザも、海外を含めてどこでも通用するクレジットカードとして、1枚は持っている方が大半ではないでしょうか。

この会社は、特にこの近年は恐るべき成長を遂げてきています。

以前、弊ブログでも以下のように取り上げましたので、興味のある方は是非見てみて下さい。きっと驚いて保有したくなること請け合いです(笑)

【驚異の成長力】VISAビザの銘柄分析ブログぱられるです♪ 今回は、まだ米国株に投資された方でなくても、きっと誰もがご存知の会社。 クレジットカードの王者ともい...

 

4位のインテルもよく知られる半導体メーカですよね。ただ、最近は、もはや新興勢力とは言えなくなってきたAMD社と熾烈な争いを繰り広げています。

5位のマスターカードは、日本でこそ利用度は低いですが、実は海外ではビザに勝るとも劣らないシェアと実用性を持っています。

VGTは、このクレジットカードの2大名門を2社計で8.2%と、シッカリと押さえているところが、また魅力的ですね。

6位のシスコシステムズは、知らない方はひょっとしたら全く知らないかもしれません。

ルーターなどネットワーク用に使われる機器で、世界的に圧倒的なシェアと強みを持つ企業です。日本にも支店があり、その影響力はアメリカだけでなく、アジアその他にも広がりつつあります。

こちらも、以前弊ブログで取り上げたことがありますので、興味がある方は是非ご覧下さい。

【CSCO】 シスコシステムズの銘柄分析 【世界最大のネットワーク機器開発会社】ぱられるです♪ 今回は、個別銘柄、CSCOシスコシステムズの銘柄分析です。 シスコシステムズは、世界最大のコンピュー...

 

VGTのサブエレメントグループ

No.サブエレメントグループ比率
システム・ソフトウェア20.1 %
テクノロジー ハードウェア・コンピュータ記憶装置・周辺機器19.3 %
情報処理・外注サービス16.7 %
半導体15.3 %
アプリケーション・ソフトウェア11.0 %
情報技術コンサルティング・その他のサービス5.4 %
通信機器4.5 %
半導体装置2.6 %

*2019/10/31現在・バンガード社HPより

 

こうして見ると、ハードだけでなく、今後有望なソフトウェア分野も十分に含まれていることがよく分かりますね。

VGTの価格推移 とS&P500との比較


*trading view

 

青色がVGT、オレンジ色がS&P500です。

期間は、VGT設定の2004年1月~2019年12月(執筆時点)まで。

S&P500の株価成長が173%なのに対し、VGTのそれは394%と大幅に上回っていることがよく分かります。

しかも、その差は近年更に広がっていることも見て取れます。

 

VGT米国情報技術セクターは、米国市場で最も大きなセクターであることは、冒頭で述べた通りです。

すなわち、今日の米国のめざましいまでの発展は、このように高い成長力を誇る、情報技術セクター無しにはあり得なかったというわけです。

また、今後も、このセクターがけん引していくであろうことが、このグラフからは感じられますね。

VGTのトータルリターンとS&P500(SPY)との比較

分配金込みのトータルリターンでも比較してみました。

期間は同様に、VGT設定の2004年1月~2019年12月(執筆時点)まで。

こちらも、青色S&P500(SPY)のリターンが270%に対して、緑色VGTのリターンが448%と、大きく上回っていることが読み取れますね。
(S&P500(SPY)の方が分配利回りが高いため、前項よりは差が縮まっています)

ただし、その分、ボラティリティも、やや高めであることも大きな特徴の1つです。

VGTの分配金と利回りの推移

 

青色で示されているVGTの分配金は、過去10年間着実に増え続けていますね。
(2019年は、まだ第4四半期分が含まれておらず)

ただ、分配利回りで見ると、価格の成長が著しいため、直近では1.16%とやや低くなってきています。

これは、もともと分配金というよりは、価格で成長していくタイプのETFですので、妥当なところと言えるでしょう。

VGTの権利落ち日・支払日・分配金

権利落ち日支払開始日分配金実績
2017/12/142017/12/19$0.44
2018/03/162018/03/21$0.38
2018/06/282018/07/03$0.49
2018/09/242018/09/27$0.65
2018/12/132018/12/18$0.64
2019/03/212019/03/26$0.60
2019/06/212019/06/26$0.64
2019/09/262019/10/01$0.83

 

直近2年間の権利落ち日・支払日・分配金を、ご参考に記載しておきます。

ほぼ四半期末頃ですし、権利落ち日から支払日までの間が短いのもいい点ですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、米国市場でも注目すべき最も大きなセクターであるVGTを取り上げました。

 

米国のめざましい成長を、多少リスクはあっても市場平均以上に取り込みたい。

でも、個別株として投資するのはちょっと・・・

という時など、VGTはうってつけのETFと言えると思います。

何よりも、せっかく米国株投資をするのなら。

米国の強さたるゆえんの対象に投資したいと思うのは、ごくごく自然なことなのではないでしょうか。

 

では、良い投資ライフを!

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