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【PG】P&Gプロクター・アンド・ギャンブルの銘柄分析ブログ

ぱられるです♪

今回は、誰もが知っている超有名企業、P&Gの銘柄分析です。

PGの基本情報

社名プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)
ティッカーPG
セクター生活必需品
設立1837年
本社所在地オハイオ州
決算期6月末
売上高677億ドル(約7.1兆円)
従業員数97,000人
配当利回り2.4%
連続増配63年

*2019年本決算実績。配当利回りは2019/12/29時点。

プロクター・ギャンブル(以下P&G)は、1837年にローソク業者:ウィリアム・プロクター氏と石鹸業者:ジェームス・ギャンブル氏の共同出資で設立されました。

現在では、洗剤・紙おむつ・化粧品・ヘアケア製品などの日用品を世界180か国以上で製造・販売する、世界最大の消費財メーカーです。

衣料用洗剤のアリエール、食器用洗剤のジョイ、紙おむつのパンパース、化粧品のマックスファクター、ヘアケア製品のヴィダルサスーンなど、多数のブランドで知られています。

また、生活必需品セクターとしては、スイスのネスレ(Nestle)に次ぐ世界第2位の規模を誇ります。

上述の基本情報の中でも、特筆すべきは63年にものぼる途方もない連続増配記録で、米国企業の中でも第3位の記録となっています。

 

PGの売上高・利益率の推移

近年の売上高はほぼ横ばいで推移しています。

利益についても同様。2019年の営業利益が極端に小さいですが、これは約83億ドルにのぼるのれんの減損処理(男性用髭剃りジレット)という一時要因になっています。
これが無ければ、営業利益率は約20%ですので、実質横ばいです。

PGの地域別売上高

米国・欧州での売上が約7割を占めていることが分かります。中国やインドでの売上は意外に大きくはありませんね。

PGの部門別利益の推移

P&Gは事業を大きく5つに分けていますが、2019年は各部門の利益額がいずれも7~30%上昇しています。

中でも、ファブリック・ホームケア(洗剤・消臭剤類)が30%の上昇となっており、利益額の大黒柱となっています。

この2019年の勢いが、今後各部門でどうなるかが、1つのポイントと言えそうです。

PGのBPS・EPS・ROEの推移

BPS(一株当たり純資産)はほぼ横ばいです。

EPS(一株当たり純利益)は近年減少傾向ですが、2019年は上で述べてきたように、一時要因を除けばほぼ横ばいでしょう。

すなわち、今後は一時要因が出ることなく、部門別売上も堅調に推移するかどうか、がやはり重要なポイントと言えそうです。

PGの株式数の推移

株式数は見事な減少ぶりで、一目瞭然です。

P&Gは、なんと「毎年」50億ドル前後もの自社株買いを行っています。

これにより、株式数はこの10年で8割程にまで圧縮されています。

また、後述でもありますが配当還元も手厚いです。

株主還元意識は、非常に高い企業であると言えるでしょう。

PGのキャッシュフローの推移

フリーキャッシュフローが毎年ほぼ100億ドル(1兆円)レベルでプラスであり、資金面では非常に安定しています。

営業CFマージン(売上高に占める営業CF)も、近年は20%を超えて増加傾向にあります。

PGの配当・配当性向の推移

63年連続増配銘柄として、配当はこの10年で1.6倍にもなっています。

ただ、さすがに近年は、配当+自社株買いの金額が、ほぼ毎年フリーCFを上回っていることもあり、増配率としては落ちてきています。

(そもそも毎年上述ほどの自社株買いまでしていることが凄いですね…)

このため、従来レベルまでの自社株買いが今後も続けられるか?という点は苦しい所もあるかもしれません。

が、配当自体は、まだまだ適正な水準で動けていますので、仮に自社株買いの金額が減ったとしても、連続増配記録の方は、意地でも守り続けてくるかと思われます。

PGの権利落ち日・支払日・配当金の履歴

権利落ち日支払日配当金
2018/1/182018/2/15$0.69
2018/4/192018/5/15$0.72
2018/7/192018/8/15$0.72
2018/10/182018/11/15$0.72
2019/1/172019/2/15$0.72
2019/4/172019/5/15$0.75
2019/7/182019/8/15$0.75
2019/10/172019/11/15$0.75

直近2年間の履歴を、参考用に付しておきます。

PGの株価の推移

過去5年間の株価の推移です。

これを見ると、直近5年間ではS&P500に劣後していますが、2018年4月頃を境に株価は反発し、その差はどんどん縮まっています。

2018年4月頃の最安値が約70ドルに対し現在が約125ドルですので、上述した2019年の決算(各部門の利益額が上昇)もあり、なんと80%近くも上昇したことになります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は誰もが知っている超有名企業、P&Gの銘柄分析をしてみました。

直近ではあまりに急激に値が上がりすぎていることもあり、手が出しづらいところもあるかもしれません。

そういった場合を含めて、P&Gは以下のようなETF(VDCVYM)の主要構成銘柄となっていますので、これらを通じてP&Gに投資する方法もあります。

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P&Gは、株主還元意識が非常に高い銘柄ですので、その連続増配記録に沿うようにずっと保有してみたい、と思う投資家はきっと少なくないでしょう。

以前のように、配当利回りが3%を超えるような局面等、良い投資機会があれば是非検討したい銘柄ではないでしょうか。

 

では、良い投資ライフを!

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